円相場でアップが続いていますが、週足、月足を見ていくと
まだまだ、しばらくは安心できる状態ではないように見えます。
日々の投資をしっかりとシナリオを立てて臨んでいきます。
おはようございます
松下です
よく質問で利食いのタイミング(売り時)が分からない
といわれます。
投資をしていて、最初にぶつかる大きな悩みの1つです。
せっかくの利益が出ていても、利食いのタイミングがずれて
しまうと、利益を大きく目減りさせてしまう事になるからです。
最大に上昇したまさに“そのポイント”で利食いができれば
苦労はないのですが、そんな事はほとんどできませんし、
そこにエネルギーを注ぐよりも、もっと他の事にエネルギーを
注いだ方がいいでしょう。
できるとしたら、最大限上昇する一歩前か、一歩後の利食いです。
それが最上の利食いポイントです。
オススメの楽で、現実的で、利益も安定して大きいのは、一歩後の
利食いです。一歩手前ではありません。
一歩手前は、いくつかの場合、利小になってしまいます。
一歩手前で利食いをしようとするということは、最大限に
上昇するポイントと思って利食いをするわけですが、あくまでも
その最大限と思うポイントは自分の頭の中にある最大限であって、
現実の最大限のポイントではありません。
つまり自分の考えの範囲を出ることはありません。
でも流れが大きく一方的になったときには、自分の考えられる
範囲を大きく出て、たった一つのポジションが大きな利益を
生む事になることもよくあります。
一歩手前で利食いをしようとする場合は、そういう考え
以上の利益は出ないという事です。
一つ目のポイントとしては、最大限上昇したポイントから
少し下落したポイントという事です。
もう1つ利食いの重要なポイントは、1つの波のサイズを
利益にしていくのか、2つ3つ4つをまとめた大きな
アップを狙っていくかどうかです。
私の場合は、中長期の投資スタイルなので、少し大きな
波をいつも狙っています。
具体的には、数ヶ月続く上昇の波を狙って
利益を生み続ける投資をしています。
ただ大きなアップの波をとっていく場合は、途中で数日間から
数週間続く少し大きめの下落の流れも経験する事になります。
売り時が分からないという人は、こういった“相場の流れ”
が全く見えていないか、そのアップがいつまで続くかという
“シナリオを想定”できていない、あるいはその両方
だと思います。
波のサイズを知るという事は、すべての相場にあるアップと
ダウンの周期を知る事です。
これは、サイクル理論をしっかりと学ぶ事で見えてきます。
すべての相場に現れる波の周期を大きく捕らえて、投資を
する 事は利食いのポイントを理解するだけじゃなく、いつどの
タイミングで新規に買いを入れればいいのか、波が崩れたら
損をしていても、すぐに撤退して相場から出てこなければ
ならないのかとか、
これまで、なんでここから下落が始まっているんだろう
と理解できなかった事が見え始めたりもします。
今、この相場でどういう状況になれば、危険なのか?
どういう状況がそろえば、安心して買っていくことが
できるのかも見えるようになります。
売り時が分からないというのは、そういった流れが
まったく見えていないから、毎日悩み、その場の勘で行動
してしまいます。
それでは、利益は安定して積み上げる事はできません。
相場の状況がいいときは、それでも利益を出せることが
ありますが、相場の流れが変わると途端に損失が続きます。
毎日悩むのではなく、波のサイズを知り、アップがどれだけ
続く のかシナリオを想定して、毎日の投資を組み立てて
下さい。
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